屋外の森さんぽ(5月①)
新型コロナウイルス感染症対策で博物館に行けない状況が続いていますが森では例年通り動植物はそれぞれの活動をしているはずです。はしかけ森人では森のガイドツアーを実施する時期ですが今回はブログで一部を紹介したいと思います。
駐車場の歩道→ 湿地(通称ザリガニ池)→ 緩やかな坂道→ 生活実験工房に向かう道 で見られる主な植物。
(メタセコイア、スイショウ、シナサワグルミ、オニグルミ、ヤブウツギ、フウ、アメリカフウ、センペルセコイア、コウヨウザン、モミ、ツガ)
◎メタセコイア(落葉・高木)
3月初め頃、まだ葉が展開しない前に開花します。新葉が出ると若い球果は小さく、しかも同じ色で目立ちませんが5月ごろになると大きくなり見つけることができます。
◎スイショウ(落葉・高木)
3~4月頃、開花します。5月ごろ若い球果は葉より少し明るい緑で固まってついているので見つけることができます。
◎シナサワグルミ(落葉・高木)
花は4月に咲き、5月中旬ごろには翼のある果実が穂状に垂れ下がります。
◎オニグルミ(落葉・高木)
5月初め頃、開花します。雄花は穂状に垂れ下がり雌花は上向きにつき赤い柱頭が印象的です。 5月中旬頃、数個の若い果実が見えますが大きくなるにつれぶら下がるようになります。
◎ヤブウツギ(落葉・低木)
地味な花が多い中、よく目立ちます。
◎フウ(落葉・高木)
球形の果実は細い柔らかいとげ状のものでおおわれています。3つに分かれた葉が特徴です。
◎アメリカフウ(落葉・高木)
太古の森に1本だけあります。フウと違うところは5つに分かれた葉をつけ、果実のとげ状のものが比較的太い点です。
◎ハンカチノキ(落葉・高木)
今年は花が咲いたでしょうか。フウやメタセコイアに囲まれ樹勢が弱くなってきているせいか2017年以降は花が咲いていません。
◎センペルセコイア(常緑・高木)
類似のメタセコイアは葉や球果の果鱗が対生であるのに対し本種は互生です。高木かつ常緑であり花や球果の確認が難しく十分観察ができていません。写真で茶色の球果は昨年のものです。
◎コウヨウザン(常緑・高木)
枝先の少し細長いのは新葉。緑の丸い形のものは本年の球果、茶色の球果は昨年のものです。
◎モミ(常緑・高木)
4月中旬に開花し5月は新葉が展開する時期で所々にある褐色の塊は雄花の残骸です。若い球果もどこかにあると思いますが下からでは確認できません。
◎ツガ(常緑・高木)
4月中旬に開花し今は緑色の若い球果が見えます。この木はレストランの近くにあります。
(5月①) 終了
◎スイショウ(落葉・高木)
3~4月頃、開花します。5月ごろ若い球果は葉より少し明るい緑で固まってついているので見つけることが
できます。
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